米国株式相場は続落。ダウ平均は632.42ドル安の27500.89ドル、ナスダックは465.44ポイント安の10847.69ポイントで取引を終了した。トランプ大統領が中国との経済関係を大幅に縮小すると対中強硬姿勢を表明したほか、原油安を受けて投資家心理が悪化し、寄り付きから大きく下落した。引き続き主要ハイテク株への売りも広がり、終始軟調推移となった。セクター別ではテクノロジー・ハード・機器が下落した一方、自動車・自動車部品が上昇。
携帯端末のアップル(AAPL)はゴールドマンサックスが成長性に慎重な見解を示し投資判断及び目標株価を引き下げ下落した。電気自動車のテスラ(TSLA)は期待されていたS&P500指数への採用が見送られたため急落。一方、電気トラックメーカーのニコラ(NKLA)は、自動車のゼネラルモーターズ(GM)からの20億ドルの出資を受け、提携することを発表し両社とも急伸した。また、代替肉メーカーのビヨンドミート(BYND)は中国での生産計画が明らかになり上昇。
トランプ政権は強制労働が疑われるウイグル自治区産の綿花、トマト製品の輸入禁止措置をとる方針を示した。
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