9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円13銭から106円27銭まで上昇して106円17銭で引けた。7月米JOLT求人件数は予想を上回ったことや、米10年債利回りの上昇に伴うドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1765ドルから1.1834ドルまで上昇して1.1806ドルで引けた。関係者によると、「欧州中央銀行(ECB)の最新予測の中でメンバーが経済見通しに一段と自信を強めていることが示されている」と報じられ、年内追加緩和観測は後退し、ユーロ買いに拍車がかかった。ユーロ・円は、124円94銭から125円64銭まで上昇。新型ウイルスパンデミックのワクチンへの期待が再燃しリスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは、1.2888ドルから1.3023ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9182フランから0.9120フランまで下落した。経済が予想を上回ったとの政府見通しがフラン買いに繋がった。
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