日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時20分現在、前日比-0.25pt(低下率1.26%)の19.66ptと低下している。なお、今日ここまでの高値は19.91pt、安値は19.26pt。
昨日の米国株高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行した。新型コロナワクチン開発・実用化・普及に関しポジティブなニュースが伝えられ、経済活動正常化への期待感がさらに高まり、また、昨日までの3日続落で日経平均が350円近く下げた後ということもあり押し目買いも入りやすく、日経225先物は上昇、日経VIは昨日水準を下回って推移している。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
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