18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、103円22銭まで下落後、103円48銭まで上昇し、103円32銭で引けた。追加経済対策について、与野党の意見は分かれたとの報道で合意成立に不透明感が広がり、ドルは弱含んだが、11月景気先行指数が予想を上回るとドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは1.2261ドルから1.2226ドルまで下落し、1.2258ドルで引けた。ユーロ・円は126円70銭から126円39銭まで下落。米追加経済対策成立に不透明感が再燃し、リスク選好の円売りが後退。ポンド・ドルは1.3527ドルから1.3472ドルまで下落。英国と欧州連合(EU)の通商交渉で、ジョンソン英首相や欧州委員会のフォンデアライエン委員長が依然大きな相違があることを明らかにし、EUがジョンソン首相に最後通告を提示したとの報道で、合意ない英国のEU離脱を警戒してポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは0.8868フランまで上昇後、0.8829フランまで下落した。
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