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NY為替:インフレ進行の思惑後退でドルは上げ渋る

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10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円80銭から104円54銭まで下落し、104円60銭で引けた。米1月消費者物価コア指数が前年比で予想以上に鈍化し、インフレ進行の思惑は後退。さらに、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は講演で大幅なインフレの上昇を予想せず、当面引き締めを行わない方針を確認したため、債券利回り低下に伴いドル売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.2115ドルから1.2140ドルまで上昇したが、1.2118ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が「ECBがインフレを警戒するには程遠い」との考えを示し、金融緩和を継続するとの見方が広がったことから、ユーロの上値は抑制された。ユーロ・円は127円06銭から126円76銭まで下落。ポンド・ドルは1.3866ドルまで買われた後、1.3828ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8918フランから0.8890フランまで下落した。

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