10日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。米10年債利回りの持ち直しを手がかりにドル買いが強まり、対円では108円半ばから後半に値を上げた。一方、日経平均株価のプラス圏推移を受けたリスク選好的な円売りは、主要通貨の押し上げ要因となった。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円47銭から108円82銭、ユーロ・円は129円03銭から129円32銭、ユーロ・ドルは1.1877ドルから1.1903ドル。
【経済指標】
・中・2月消費者物価指数:前年比-0.2%(予想:-0.3%、1月:-0.3%)
・中・2月生産者物価指数:前年比+1.7%(予想:+1.5%、1月:+0.3%)
【要人発言】
・スイス国立銀行副総裁
「ここ数週間のフランの下落を歓迎」
「現行の緩和的な金融政策の変更は時期尚早」
・ロウ豪準備銀行総裁
「国内経済はコロナ危機前に近づくものの、完全雇用達成は2024年までかかる」
・NZ準備銀行
「コロナ向け緊急流動性支援策の一部を解除」
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