10日の東京外為市場でドル・円はしっかり。早朝の取引で108円47銭を付けた後、米10年債利回りの持ち直しを背景にドル買いが優勢に。日経平均株価の不安定な値動きで円売りは抑制されたが、ユーロ・ドルの弱含みでドルは108円92銭まで値を上げた。
・ユーロ・円は129円03銭から129円34銭まで上昇した。
・ユーロ・ドルは1.1903ドルから1.1869ドルまで値を下げた。
・17時時点:ドル・円108円70-80銭、ユーロ・円129円20-30銭
・日経平均株価:始値29,118.28円、高値29,233.47円、安値28,960.09円、終値29,036.56円(前日比8.62円高)
【経済指標】
・中・2月消費者物価指数:前年比-0.2%(予想:-0.3%、1月:-0.3%)
・中・2月生産者物価指数:前年比+1.7%(予想:+1.5%、1月:+0.3%)
【要人発言】
・スイス国立銀行副総裁
「ここ数週間のフランの下落を歓迎」
「現行の緩和的な金融政策の変更は時期尚早」
・ロウ豪準備銀行総裁
「国内経済はコロナ危機前に近づくものの、完全雇用達成は2024年までかかる」
・NZ準備銀行
「コロナ向け緊急流動性支援策の一部を解除」
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