(14時50分現在)
S&P500先物 3,915.12(+18.62)
ナスダック100先物 12,844.25(+95.00)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は140ドル高。NY原油先物(WTI)はプラス圏で推移し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
10日の取引で主要3指数はまちまち。ナスダックは反落したが、S&Pとともに続伸のダウは464ドル高の32297ドルと過去最高値を更新した。この日発表された消費者物価指数(CPI)はコア指数が低調な内容となり、インフレ懸念が和らいだ。また、10年国債の入札後に長期金利の上昇が抑制されたことも、買いにつながっている。ダウは初の32000ドル台に浮上。半面、金利は高水準で推移しており、引き続きハイテク株売りでナスダックは失速した。
本日は下げ渋りか。今晩発表の新規失業保険申請件数は高止まりが嫌気されるものの、前回から改善を示せば早期正常化への期待感が広がりやすい。バイデン政権による追加経済対策は近く成立の見通しで、実施を先取りした買いも見込まれる。一方で、引き続き長期金利が注視され、ハイテク株売りが続けばナスダックは軟調地合いが続くだろう。ただ、30年債入札後に過度な金利高が抑制されれば、前日同様に幅広く買われ指数の下げは小幅にとどまりそうだ。
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