本日のマザーズ市場では、後場強含みの展開となった。前日の米国市場ではNYダウが過去最高値を更新する一方、長期金利の下げ止まりとともにナスダック総合指数は小幅反落。本日の東京市場でもハイテク関連を中心としたグロース(成長)株は売りが先行し、前場のマザーズ指数はマイナス圏で推移する場面が多かった。ただ、その後エムスリー<2413>など主力グロース株の一角が堅調となり、マザーズ指数も後場に入ると上げ幅を拡大する展開となった。なお、マザーズ指数は3日続伸、売買代金は概算で1419.43億円。騰落数は、値上がり253銘柄、値下がり75銘柄、変わらず14銘柄となった。
個別では、時価総額上位のメルカリ<4385>、フリー<4478>、JMDC<4483>が小じっかり。売買代金上位ではBASE<4477>やcoly<4175>が上昇し、QDレーザ<6613>は再び人気化し大幅続伸した。また、sMedio<3913>やメディア<3815>がストップ高水準で取引を終えた。メディアは遺伝子検査を用いた恋愛診断ツールのリリースを発表している。一方、売買代金上位ではバルミューダ<6612>、Kudan<4425>、アクシージア<4936>が下落。また、前日ストップ高のグローバルW<3936>は買い一巡後に反落し、下落率上位に顔を出した。
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