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日経平均は6日続伸、一時3万円台回復もイベント前に上値重く

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日経平均は6日続伸。15日の米国市場でNYダウは174ドル高と7日続伸し、4日連続で過去最高値を更新した。景気回復への期待が高まったほか、長期金利の伸び悩みからハイテク株比率の高いナスダック総合指数も反発。本日の東京市場では高値警戒感から利益確定の売りも出て、日経平均は3円高からスタートしたが、前場には30026.40円(前日比259.43円高)まで上昇する場面があった。後場は米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀の金融政策決定会合といった重要イベントを前に上値が重かった。

大引けの日経平均は前日比154.12円高の29921.09円となった。東証1部の売買高は14億1937万株、売買代金は2兆9091億円だった。業種別では、海運業、空運業、その他製品が上昇率上位だった。一方、鉄鋼、銀行業、石油・石炭製品が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の70%、対して値下がり銘柄は27%となった。

個別では、ソフトバンクG<9984>が2%超、任天堂<7974>が3%超の上昇。その他売買代金上位ではソニー<6758>、東エレク<8035>、武田薬<4502>、ソフトバンク<9434>などが堅調だった。郵船<9101>が3%超上昇するなど、海運株は前日に続き強い値動き。業績上方修正を発表したしまむら<8227>は伸び悩みつつも終値で2%の上昇となり、決算が好感された三井ハイテク<6966>などは急伸。また、バイオジェット燃料が完成したと発表したユーグレナ<2931>は東証1部上昇率トップとなった。一方、前日ストップ高の楽天<4755>は反落し、2%超の下落。三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>などは小安い。神戸物産<3038>は決算堅調ながらサプライズなしとの見方から売り優勢で、転換社債型新株予約権付社債(CB)発行を発表したセイノーHD<9076>などは大きく下落した。
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