5日の東京市場でドル・円は弱含み。堅調地合いの日経平均株価や上海総合指数を手がかりにリスク選好的な円売りが強まり、109円52銭まで値を上げた。ただ、米株式先物がマイナス圏で推移し、今晩の米株安への警戒がドル買いを抑制。また、米10年債利回りの低下が止まらず、夕方にかけて109円32銭まで下落した。
・ユーロ・円は120円96銭から120円66銭まで値を下げた。
・ユーロ・ドルは1.1046ドルから1.1034ドルまで弱含んだ。
・17時時点:ドル・円109円30-40銭、ユーロ・円120円70-80銭
・日経平均株価:始値23351.47円、高値23414.69円、安23241.64値円、終値23319.56円(前日比234.97円高)
【要人発言】
・トランプ米大統領
「米国の状況はこれまでで一番強い」
「長期間にわたる経済低迷は終わった」
・ロウ豪準備銀行総裁
「さらなる緩和の根拠はみられるが、低金利のリスクもある」
「コロナウィルスを大げさに吹聴しないことが重要」
・若田部日銀副総裁
「経済下振れリスクの顕在化が物価に波及するリスクを注視」
「新型コロナウィルスの拡大は世界経済への影響も不確実性高まる」
【経済指標】
・中・1月財新サービス業PMI:51.8(予想:52.0、12月:52.5)
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