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マザーズ先物概況:続落、トランプ演説受けてセンチメントは更に後退

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12日のマザーズ先物は前日比36.0pt安の603.0ptとなった。なお、高値は637.0pt、安値は594.0pt、取引高は9747枚。本日のマザーズ先物は、トランプ米大統領の演説内容を受けて、更にセンチメントが後退する形で大きく続落した。前日の米国市場では、世界保健機関(WHO)が新型肺炎について「パンデミック」と認定したことや、トランプ政権が発表した景気対策についての不透明性などがリスクオフムードを強め、主要3指数は揃って大幅に下落した。こうした背景に加えて、日本時間で午前に行われたトランプ米大統領の演説の中で財政政策への具体的な発言がなかったことや、欧州からの渡航者制限の発言があったことで投資家心理は更に後退する格好となった。日経平均株価が19000円下回ったのに続いて次なる節目の18500円をも一時割り込んだことも投資マインドの悪化に繋がった。また、明日に控えたメジャーSQに絡んだ動きの節もあったと思われる。結局、時価総額上位のそーせい<4565>やサンバイオ<4592>、メルカリ<4385>、Sansan<4443>など主力級銘柄はそろって大幅に下落し、マザーズ先物を下押しした。
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