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豪ドル週間見通し:弱含みか、リスク回避の豪ドル売り継続の可能性

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■下落、ウイルス感染拡大でリスク回避の豪ドル売り強まる

先週の豪ドル・円は下落。新型コロナウイルスの感染拡大や急激な原油安を受けて世界的に株安が広がったことから、豪ドル売り・円買いが広がり、豪ドル・円は一時64円台前半まで下落した。豪政府は176億豪ドルの景気刺激策を決定し、株式市場は好感したが、リスク選好的な豪ドル買いは拡大しなかった。取引レンジ:64円38銭-69円18銭。

■弱含みか、リスク回避の豪ドル売り継続の可能性

今週の豪ドル・円は弱含みか。新型コロナウイルスの感染拡大への懸念は消えていないこと、原油価格の大幅反発は期待できないことから、リスク回避的な豪ドル売り・円買いがただちに縮小する可能性は低いとみられる。2月失業率が上昇した場合、追加利下げの思惑が強まり、豪ドルの上値は重くなりそうだ。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・17日:豪準備銀行の3月理事会議事要旨
・19日:2月雇用統計(1月:失業率5.3%、雇用者数増減+1.35万人)

予想レンジ:64円00銭-68円00銭


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