16日の日経平均は大幅に4営業日続落した。ローソク足は長い陰線を引いて終了。上ヒゲを出したが前週末高値や5日線には届かず、売り圧力の強さを再確認した。13週線と26週線がデッドクロスを形成し、地合いの悪化が一段と鮮明になった。5日線や25日線、一目均衡表の転換線が下降を続け、ボリンジャーバンドでは、終値が-2σ下にとどまったため、下値拡張局面の長期化リスクが警戒される。本日はザラ場高値と安値の差は871.31と大きかった。ボリンジャーバンドの1σ分の値幅は1993.78円(先週末1815.05円)へさらに拡大しており、明日以降も日中高値と安値の差が0.5σ(996.89円)程度まで拡大し得る乱高下相場となる可能性が高いだろう。
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