■弱含み、中国からの経済的圧力高まり売り優勢
先週の豪ドル・円は弱含み。豪政府が新型コロナウイルスへの中国や世界保健機関(WHO)の対応について独立した調査を要求していることに対して、中国からの圧力が高まり、豪ドル売りになった。中国は豪州の食肉処理施設4カ所からの輸入を停止したことが明らかになった。取引レンジ:68円55銭-70円17銭。
■弱含みか、中国圧力による売り継続の可能性
今週の豪ドル・円は弱含みか。新型コロナウイルスへの対応に関する独立した調査要求をめぐり、豪政府に対する中国からの経済的圧力の継続が引き続き豪ドル売りにつながる。豪準備銀行(中央銀行)の5月理事会議事要旨が公表されるが、マイナス金利への何らかの言及があるのかも注目される。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・19日:豪準備銀行5月理事会議事要旨
予想レンジ:67円00銭-70円00銭
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