NY外為市場ではユーロが反落した。ユーロ・ドルは1.1389ドルまで上昇し3カ月ぶりの高値を更新後、1.1341ドルまで反落。ユーロ・円は122円30銭から121円61銭まで下落し、日中安値を更新した。ユーロ・ポンドは0.8919ポンドから0.8893ポンドまで下落。
欧州中央銀行(ECB)の高官は将来の刺激策に関して議論。エストニア中銀のミュラー総裁は先週の追加緩和で十分との見解を示す一方、デギンドスECB副総裁やイザベル・シュナーベル専務理事は最近のPEPP拡大は適切だが、見通しは依然かなり不透明で経済、インフレ見通しが悪化したら追加緩和に踏み切る準備があるとの姿勢を再確認している。ECBは先週開催した定例理事会でパンデミック緊急国債購入プログラム(PEPP)の規模拡大を発表した。
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