【ブラジル】ボベスパ指数 101241.73 +0.52%
4日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比520.37ポイント高(+0.52%)の101241.73で取引を終了した。98960.5から101581.8まで上昇した。
中盤は売りに押されたが、終盤は再び買い戻された。経済活動の再開期待から鉄鉱石大手ヴァーレ(VALE3)など資源銘柄に買いが広がった。一方、指数の上値は重い。前日の米株の急落や国内における新型コロナウイルス感染状況が改善されていないことが引き続き圧迫材料となった。
【ロシア】MICEX指数 2921.55 -0.35%
4日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比10.37ポイント安(-0.35%)の2921.55で取引を終了した。2944.66から2910.39まで下落した。
売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。前日の米株の急落が警戒され、ロシア株への売りも広がった。また、ブレント原油価格の下落も資源銘柄の売り手掛かり。ほかに、野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の毒殺未遂事業をめぐり、ドイツが対ロ制裁を実施するとの懸念が引き続き警戒された。
【インド】SENSEX指数 38357.18 -1.63%
4日のインドSENSEX指数は続落。前日比633.76ポイント安(-1.63%)の38357.18、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同193.60ポイント安(-1.68%)の11333.85で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。米株の急落を受け、リスク回避の売りが広がった。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まった。
【中国本土】上海指数総合 3355.37 -0.87%
4日の上海指数総合は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比29.61ポイント安(-0.87%)の3355.37ポイントと3日続落した。
前日までの軟調地合いを継ぐ。米国やインドなどとの対立激化や、中国の不良債権問題が引き続きネガティブ材料となっている。また、昨夜の米株急落が波及し、この日の香港を含むアジア市場の主要株価指数が軒並み下げていることも嫌気された。
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