30日の日経平均は5営業日ぶりに反落。ローソク足は上下のヒゲが極端に短く「陰の丸坊主」に似た形で終了し、強い売り圧力を窺わせた。ザラ場安値は上向きの5日線上方をキープしたものの、ほぼ安値引けとなり上昇一服感を伴う形状。また、RSI(14日ベース)が74.44%(先週末82.54%)に低下して「買われ過ぎ」圏を脱したが、25日線との上方乖離率は6.15%(先週末7.51%)と依然高止まりしている。10月末終値からの上昇率は15.0%と大きいため、反動安リスクが警戒される。パラボリックの陰転値が26245.92円まで切り上がっており、上昇トレンドの反転リスクには留意が必要だろう。
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