日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は1日、前日比-0.25pt(低下率1.12%)の22.13ptと低下した。なお、高値は22.34pt、安値は21.66pt。新型コロナワクチンの実用化・普及による経済活動の本格再開への期待が強く、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。売り方の買戻しも指摘され、取引開始後も日経225先物は堅調に推移した。ただ、市場では高値警戒感がくすぶっており、市場心理の改善は限定的で、日経VIは次第に低下幅を縮める動きとなった。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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