ドル基軸通貨体制 記事一覧
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ドル覇権は崩壊寸前。中ロ主導の「新国際決済通貨」が新興・途上国を巻き込み金融危機を引き起こす=高島康司
ウクライナ戦争をきっかけに各国でロシアルーブルと人民元による決済が増加しており、脱ドル化が加速している。この機会を逃さぬ中国・ロシアによる新しい国際決済通貨の導入で、近い将来金融危機が起こる可能性がある。この新基軸通貨は
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中国ひとり勝ちを阻む3つの壁。コロナ発生源の調査開始、習近平失脚も=斎藤満
2021年の世界経済予想では、IMFなど多くの機関が中国の成長率を8%前後に高まると予想しています。しかし、中国経済の独り勝ちは阻む壁が3つあります。
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習近平が戦争準備に本腰。圧倒的「経済力」にバイデンもプーチンも屈服する=江守哲
覇権国の移行は、軍事的・政治的なものだけではなく、「経済」が大きく関係している。中国はいよいよ本格的に覇権国家を狙い始めたといってもよいだろう。
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デジタル人民元を抽選配布。法定デジタル通貨導入で仮想通貨は駆逐される?=高島康司
デジタル人民元はいよいよ抽選で国民に配っての実証実験に入る。法定デジタル通貨導入へ向けて、仮想通貨への規制もゆるやかに本格化している。
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選挙に勝って中国に負けるトランプ。次の4年間で米国は凋落する=江守哲
米大統領選に勝つのは結局、トランプだろう。そして、次の4年間で米国は凋落するだろう。残念ながら、米国は中国に負けたのである。
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「デジタル円」始動も遅すぎた?トランプが恐れる「デジタル人民元」に日本人も飲まれる=高島康司
密かに「デジタル円」の報道が注目されている。デジタル人民元やリブラとどう渡り合うのか。私たちの生活はどう変わるのかを解説したい。
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米ドル覇権はコロナで終わった。10年後の基軸通貨が「仮想通貨」になる理由=吉田繁治
ポストコロナでは、米ドルがシェア60%の基軸通貨の役割を減らしていくでしょう。5年後には基軸通貨の多極化が起こり、10年後は仮想通貨に置き換わります。
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キャッシュレス化を推進する日本政府の黒い思惑。仮想通貨リブラと銀行の全面戦争が始まる=高島康司
政府はキャッシュレス化を促進している。しかしながら、その理由が説明されたことはあまりない。様々な理由があるが、ひとつは既存の銀行を守るためである。
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仮想通貨リブラ、世界の基軸通貨化に現実味。フェイスブックが米ドルを駆逐する=高島康司
フェイスブックが来年に立ち上げ予定の「リブラ(Libra)」に関して、注目される新しい動きがあった。「リブラ」の実態が一層はっきりと明らかになる。
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米ドル不要の世界はすぐそこ。米国自身が「通貨覇権」を捨て去ろうとしている=矢口新
ドル覇権を脅かすのは「米国自身」である可能性が高い。実際、トランプ大統領の米国第一主義は、前世紀に米国が積み上げてきた覇権の枠組みを壊しつつある。
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人民元を世界基軸通貨へ。中国のばら撒き政策がアフリカでじわじわと効いてきた
人民元を世界基軸通貨にしたい中国が、後発国にお金をばら撒いて味方に引き入れています。アフリカ諸国では、人民元を外貨準備に採用すること検討しています。
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第二次朝鮮戦争を引き起こす、中国「人民元建て原油先物取引」の衝撃=高島康司
中国での人民元建て原油先物取引の開始が、米国の北朝鮮攻撃を必然化させる理由について解説する。これは同時に、米国の凋落を加速させる事態でもある。
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北朝鮮と人民元、暗号通貨を結ぶ点と線。米中ステルス戦争の勝者は?
今の北朝鮮問題は、脱ドル化へ向けた地政学的大転換のはじまりです。だとすれば、人民元と暗号通貨の「利害」が一致するのも、決して偶然ではないでしょう。
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「ドル基軸」だけは譲れない?日本人が知らないカタール断交、真の理由=高島康司
サウジアラビアなどのスンニ派諸国と、カタールが断交した本当の理由について解説する。日本ではまったく報道されていない極めて重要な情報だ。
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「銀」を買う者だけが生き残る?日銀の「神風特攻」に怯える世界経済
価格不正操作の重い上蓋がはずされた銀は、どれほどのパフォーマンスを演じるか?JPモルガンにはまだ多くの未決済の売り玉が残っているはずです。
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米ドルの死と2つの仮想通貨~なぜ世界経済はリセットされようとしているのか?
私は民間金融機関が仮想通貨を発行し、それが広く流通することについては賛成しています。しかし中央銀行が仮想通貨を発行するとなれば話は全く別です。
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ビットコインは「ノアの方舟」なのか? 出口なき緩和マネー大洪水を生き残る術
複数の金融危機を通して、今やビットコインは最後の資産逃避先になりました。独自の仮想通貨発行も活発化しています。これは現在の金融緩和に出口がないゆえの動きです。
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2017年 日経平均株価の読み方・儲け方。向こう1年の有力シナリオ=伊藤智洋
今回は、2017年の日経平均株価の有力と考えられるシナリオをご紹介します。また今年最後のメルマガなので、個人的に考えている長期的な投資戦略についても書いておきます。
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詐欺か、錬金術か。ただの紙切れが「1万円札」になる本当の理由=吉田繁治
中央銀行の「信用創造」のメカニズムを根底から知るには、近代の銀行の発祥から調べる必要があります。ところが、近代銀行の発祥は封印された歴史となっています。
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本当に好況? 大手HDDメーカーのSeagate社「リストラの海」に沈む
かつてパソコンを自作する者にとって、どのメーカーのハードディスクを選択するかは楽しみの1つでした。しかし、この業界も世界的な景気悪化と無縁ではいられないようです。
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オバマを恫喝する9.11“真犯人”サウジアラビアの「米国債売り」という切り札
2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件(9.11テロ)へのサウジアラビアの関与と、それを糾弾すべきアメリカ側の「弱腰」を明瞭に示す出来事が起きています。
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アメリカ覇権の延命を担う「パナマ文書」の株高・米ドル高効果=高島康司
米政府が主導して「パナマ文書」を公開した本当の目的は、世界の富裕層の資金を自国に集中させることだ。上昇し続けるNYダウの不可解を解く鍵は「パナマ文書」にある。
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ゴールド価格不正操作の傍証~BIS(国際決済銀行)元総裁の講演録を読む
1981年に行われたBIS元総裁の講演録をご紹介します。米ドルの価値を上げるために、今後BISで金準備を売却して、一般金市場での金価格上昇を抑制せよ、という内容です。
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グリーンスパン元FRB議長が仕掛けた「金融爆弾」 ゴールド現物は投資家を救うか?
グリーンスパンは金本位制の信奉者です。しかしFRB議長に就任するや否や、政策のすべてが正反対になりました。彼こそが今日の世界恐慌の危機を仕込んだ張本人だからです。
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中国が極秘裏に描く「世界金融戦争の終盤戦略」~金買い増しと資金流出のウラ
中国の中央指導部は米ドル覇権体制に対する戦いの最終盤戦に入ったと考えている。それで米ドル外貨準備に対するヘッジとしてゴールドを保有せよと声高に主張しているのだ。
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沈み行くアメリカと米ドル。ロシアとイランの計画、新たな2つの兆候
ロシアは独自の原油価格基準を作り米ドルから独立することを目指しています。イラン原油もユーロ建てのみとなり、既存のドル建て売掛金までユーロで返済要求しています。
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「2016年2月19日、米ドルは完全崩壊する」元連邦議会議員ロン・ポールの予言
ここに来て、ロン・ポールやドナルド・トランプらが「ドルは完全崩壊する」と口を揃えて言い出しました。元連邦議員や大統領候補に選ばれるかもしれない人間の発言です。
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中国は沈むのか?昇るのか?米国vs多極主義陣営の戦いが示す未来=北野幸伯
多くの日本企業や欧米金融機関が中国から逃げ出す一方、人民元がSDR構成通貨入りし、「沈む中国」と「昇る中国」2つの動きが同時進行している。どちらが真の中国か?
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プーチンがいま考えていること。ロシアが米国を倒す5つのステップ
ISを攻撃しアサド政権を支援するプーチンの狙いは、戦後ドル基軸通貨体制の打倒にある。ロシアが中東で覇権を握り、原油のドル決済が完全に停止されるまでの道のりとは?