佐藤健志 記事一覧
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ゴジラのグローバル化、その顛末とは=佐藤健志
さる8月7日、ゴジラのスーツアクター中島春雄さんが亡くなりました。この訃報は、ゴジラが日本の怪獣だった時代の終わりを告げるものかも知れません。
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稲田防相は自衛隊を暴走させたいらしい=佐藤健志
6月27日、都議選中に稲田朋美防衛大臣がやらかした大失言をあらためて取り上げます。「自民党のためなら、自衛隊は暴走しても構わない」と言ったのです。
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今村前復興相をめぐる勘違い=佐藤健志
相次ぐ失言で復興大臣を辞任した今村さん、なんでこんなことを言ってしまったのか?最も簡単な説明は「本人の不見識のせい」でしょうが、じつはもっと根深いものがあります。
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売国と亡国のサンバ、またはリベラルの移民反対論=佐藤健志
現在の日本では、保守と左翼・リベラルの双方が、表面的にこそ対立しているようでいながら実際には手を取り合って「日本否定の翼賛体制」をつくりあげつつあるのです。
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左翼・リベラルに同情せずにはいられない話=佐藤健志
「左ってもう無くなっていると思うけど、右の人たちの頭の中だけで存在(する)」はたしてこれは、左と右、どちらをより厳しく批判した言葉でしょうか?
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スタジオジブリの女性化と非日本化=佐藤健志
スタジオジブリ発表の長編アニメ全作品「原作者リスト」を作ってみたところ、二つの興味深い傾向が見て取れました。女性化と非日本化です。
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「トランプ列車」の大脱線、またはポピュリズムへの歯止め(前編)=佐藤健志
民意はしばしば一貫性や整合性に欠けます。ツジツマが合っていないのです。民意に従うだけでは、世の中を上手に治め、人々が豊かで幸福に暮らせるようにすることはできません。
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中国を敵に回さないアメリカ=佐藤健志
6月9日には、尖閣諸島周辺の接続水域に中国海軍のフリゲート艦が進入。6月15日には、やはり中国海軍の情報収集艦が、鹿児島県沖の領海を侵犯しました。アメリカの反応は抑制的と伝えられます。
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熊本地震発生にかんがみ、消費税率の引き下げを!=佐藤健志
国民の生命と安全を守ることこそ、政府の果たすべき最も根本的な役割のはず。くだんの大原則に立ち返るためにも、思い切った転換が必要になります。
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プラカードには日本語を書くべし!=佐藤健志
学生団体「SEALDs」などのデモでよく目にする英語のスローガンが書かれたプラカード。政治について考えてほしい旨を本当に訴えたいのであれば日本語にしたほうが効果的?
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国家百年の機能不全~安倍晋三にはTPPの責任を取る能力も矜持もない=佐藤健志
安倍総理は「国家百年の計」TPPの妥結にあたり、日本は米国と並ぶリーダーシップを発揮したと言う。だがその中身は米国の意向に奉仕し、自国民の利益を無視するものだ。
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お涙頂戴はなぜ悪いか?安保問題と「聖羅ちゃん」のパラドックス=佐藤健志
SEALDsの「臓器売買」発言や、安保賛成派の「デモ中に孫が熱中症で死んだ」とのデマは、ともに、我が国から安保法制を巡るまともな議論を失わせる思考停止の産物だった。
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英訳すると見えてきた“一億総活躍”が真に意味するもの=佐藤健志
登場した「一億総活躍」のスローガン、真の意味とは?作家の佐藤健志さんは、「ゴマカシのために使われている言葉は、翻訳するとボロを出すことが多い」と言います。
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みんな医療難民に?日本人がいま知るべき「過剰な英語化」の危険性=佐藤健志
クールジャパンムーブメント推進会議の提言する「英語特区」では、公共施設での会話は英語のみ。そのとき病院はどうなるか?作家の佐藤健志氏が自身の医療体験を交え解説。