真殿達 記事一覧
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学術会議問題は菅政権の作戦勝ち?「学問の自由」議論に落とし穴=真殿達
日本学術会議とは、一体どんな組織なのか。その発足時から振り返って解説したい。この問題にこだわって国会の時間を浪費すれば、菅内閣の巧妙な作戦勝ちとなる。
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「政治家は麻雀の名手だらけ」平成の半ば、政治記者は賭け麻雀でお小遣いをもらっていた=真殿達
黒川元検事長は「賭け麻雀」が問題となり辞任したが、平成の半ばまで政治記者は政治家の麻雀相手をして小遣いをもらうのが常だった。
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トランプに挑戦する候補者はだれに?2020アメリカ大統領選の前哨戦がスタートした=真殿達
長丁場のアメリカ大統領選挙、まずはトランプに挑戦する民主党の候補者選びが始まった。名乗りを上げるものが多すぎ、3回目の討論会が9月に予定されている。
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英国民投票という終わりの始まり~離脱でも残留でも元には戻らないEU=真殿達
英国民投票は仮にEU残留の場合も僅差は間違いない。激しく罵りあい将来ある若い議員が死亡する事態にまで発展したのだから、国民のEUへの目はこれまでとは全く異なってくる。
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だから日本は馬鹿にされる シャープ・鴻海騒動に見る日本的経営の問題点=真殿達
シャープを巡る一連の騒動は、日本的経営が世界標準と大きく異なっていることを印象づけた。外国企業に買われる危機感をプレイアップするばかりだったメディアの責任も大きい。
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米国に見捨てられ、イランの力を恐れるサウジアラビアの苦悩=真殿達
ネムル師の死刑執行から対イラン断交に至るこの国の指導者の深層心理には、自らの弱さや脆さに対する漠然とした不安が渦巻いている。
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ロシアがシリア・アサド政権を全力で守らなければならない真の理由=真殿達
ロシアのシリア空爆は地中海やカスピ海の潜水艦や艦船の参加を伴い、半端なものではなかった。そこまでしてテロに報復し、アサド政権を守る隠された理由は何か。
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スー・チー人気で過熱する「日本のミャンマー投資」が失敗する理由=真殿達
政権交代により対ミャンマー投資の気運が高まっている。だが、日本が今からミャンマーを支援しても、それは先行国に対する周回遅れの提灯買いになるだけだ。(真殿達)
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東芝に「審判の日」近づく。忍び寄る海外訴訟リスク、経営に致命傷も=真殿達
粉飾決算問題により赤字に転落した東芝。上場廃止懸念の後退により株価は反発し「あく抜け」との声も聞かれるが、今後、海外からの大きな訴訟に巻き込まれる恐れがある。
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AIIBとドル離れは国際的マネーロンダリング規制が産み落とした“鬼子”かもしれない
AIIBやBRICS銀行など、アメリカ主導の国際金融体制に異を唱える動きが加速しています。麗澤大学の真殿達経済学部教授は、IT金融帝国たる米国による経済制裁やマネーロンダリング規制が、かえって分離独立した市場の拡大を促す