任天堂<7974>が新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の需要好調を受け、株価25,580円(前日比+425円)と続伸しています。そのほか、注目すべき3つの銘柄をご紹介します。(『株とまとの「株式投資戦略」』山本伸一)
任天堂が堅調、425円高~きょう注目の個別銘柄トップ3
任天堂<7974> 25,580円 前日比+425円(+1.69%)

任天堂<7974> 日足(SBI証券提供)
続伸。新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の需要好調を受けて、来期の生産計画を少なくとも2倍に引き上げるとの観測報道が買い材料視された。関連銘柄のACCESS<4813>、メガチップス<6875>も買われており、テーマ人気に発展している。
東芝<6502> 190.1円 前日比+6.5円(+3.54%)

東芝<6502> 日足(SBI証券提供)
反発。同社再建に向けて公的資金を使って支援する動きが出てきたとの観測報道が見直しにつながっている。技術流出が懸念されており、半導体事業の新会社「東芝メモリ」に日本政策投資銀行が一部出資を検討、経済産業省も官民ファンドの活用を模索する動きも伝わっているようだ。
ファナック<6954> 23,075円 前日比+605円(+2.69%)

ファナック<6954> 日足(SBI証券提供)
上伸。一気に昨年来高値を更新している。UBS証券が投資判断「買い」を継続、目標株価を25,000円から26,000円に引き上げたことが買い材料視された。中国向けの好調ぶりや米大統領による要請でトヨタの米国生産拡大観測なども手掛かりとなっているようだ。
『株とまとの「株式投資戦略」』(2017年3月17日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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