日経平均の14連騰は相場が大きく変わってきている証拠であろう。PER15倍程度で割高感はなく、好調な企業業績を考えると年末にかけて更なる上昇もありえる。(『証券市場新聞 公式有料メールマガジン』)
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14連騰も割高感なし
日経平均は木曜日に1988年2月以来の13連騰となり2万1500円台に乗せてきた(編注:20日金曜には56年ぶりの14連騰を記録、歴代最長タイ記録に並んだ)。
この間の上昇幅は約1080円、9月8日の安値からは約2260円上昇した。
じり高が続くため、利益が乗っている投資家も静観していることで売り物が少ない中、売り方の買い戻しや外国人投資家の買いで上昇している。
13連騰もすることは相場が大きく変わってきている証拠であろう。29年前はバブルの全盛期であり日経平均もPERで約50倍程度まで買われていた。
それに比べて現在はPERで15倍程度で割高感はない。好調な企業業績を考えると、年末にかけて更なる上昇もありえるだろう。
次の節目は96年6月「2万2750円」
次の大きな節目は96年6月の2万2750円まで大きな節はない。チャート的には89年12月29日の3万8957円から2008年の最安値6994円からの半値戻りが2万2976円となる。
2万1000円から2万3000円は、累積売買代金が少なく動きやすい価格帯である。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)
しかし、さすがにテクニカル的には過熱感がでており一旦は日柄的な調整も必要である。メドとしては25日移動平均線の5%乖離水準は(2万1700円処)警戒感が強まるところである。
下値メドはボリンジャーバンドの△1σ(2万11130円処)となろう。今月はまだ一度も日銀のETF買いが見受けられないが、短期調整の受け皿として一役買うと思われる。
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『証券市場新聞 公式有料メールマガジン』(2017年10月20日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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