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トランプの「口先介入」でドル円急落、戻り売り目線で対応すべき局面に=今市太郎

20ヶ月移動平均線が戻り売りの絶好のターゲットに

ドル円は月足の1月終値が20ヶ月移動平均を完璧に下回っており、ここからは戻り売りに専念する時間帯に入ってきています。この月足の20ヶ月移動平均は多くのファンド勢も指標として見続けているものですから、2月は多くのファンド勢がドル円をショートで戻り売りする方向に流れが変わる可能性が高まってきています。

米ドル/円 月足 20MA(SBI証券提供)

米ドル/円 月足 20MA(SBI証券提供)

「米国は強いドルを志向している」といったエコノミストやアナリストの声も多く聞こえてきますが、少なくともユーロと円に対しては真っ向からドル安を訴求してきているわけですから、ここからドル円が上昇すると期待するのは相当楽観的な市場の見方といわざるを得ません。

むしろ2月10日の日米首脳会談で、明確にドル安を実現するようにトランプが公然と恫喝をかけてくるのはもはや間違いない状況で、しかもその内容を米国サイドからメディアに発表するようになれば、大きな下落転換日になる可能性すら高まっていると言えます。

2月末に、このドル円の月足が20ヶ月移動平均を超えるところまで戻さないかぎりは、当面ドル円は戻り売り目線で対応すべき時間帯にさしかかっていると言えます。

想像していた以上に、リアルなトランプ政権相場は難しくリスキーなものになろうとしています。
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※本記事は有料メルマガ『今市太郎の戦略的FX投資』2017年2月1日号の抜粋です。興味を持たれた方は、ぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。月初のご購読は特にお得です!

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今市太郎の戦略的FX投資』(2017年2月1日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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