東芝<6502>が上場廃止の恐れがあるとして、本日より監理銘柄入り。株価189.5円(前日比−26.4円)と急落しています。そのほか、注目すべき3つの銘柄をご紹介します。(『株とまとの「株式投資戦略」』山本伸一)
東芝株が急落、26.4円安~きょう注目の個別銘柄トップ3
東芝<6502> 189.5円 前日比-26.4円(-12.23%)

東芝<6502> 日足(SBI証券提供)
急反落。東京証券取引所が上場廃止の恐れがあるとして本日より監理銘柄に指定しており、見切り売りに押されている。場中には内部管理体制確認書の提出を発表したものの、後場一段安となっており、先行き懸念も強いようだ。
三菱ケミカルホールディングス<4188> 869.5円 前日比-29.5円(-3.28%)

三菱ケミカルホールディングス<4188> 日足(SBI証券提供)
反落。2022年と2024年を満期とするユーロ円建て転換社債型新株予約権付社債(CB)を総額1500億円発行すると発表したことが嫌気されている。同じく2020年と2022年を満期とするユーロ円建て転換社債型新株予約権付社債(CB)を総額1500億円発行すると発表した九州電力<9508>も売られており、一株利益の希薄化懸念が嫌気されたようだ。
アエリア<3758> 4,525円 前日比+445円(+10.91%)

アエリア<3758> 日足(SBI証券提供)
続伸。コンテンツ関連の一角として短期資金流入が続いている。全市場の売買代金上位にも進出しており、イベント警戒のなか外部要因の影響を受けにくい対象として選好されたようだ。新興軽量級のクラウドワークス<3900>も賑わった半面、ディー・ディー・エス<3782>、そーせいグループ<4565>らは売られた。
『株とまとの「株式投資戦略」』(2017年3月15日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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