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HISの敵対的TOB合戦の末、EBOを選択したユニゾ…従業員による運営の行方に注目

<3.TOBの概要>

(1)公開予定数
下限:22,813,400株(発行済株式総数の2/3超)
上限:全株(100%)
TOB成立後は株式売渡請求又は株式併合により当社をチトセア投資の完全子会社とする

(2)買付価格
5,100円/株(>算定機関3社のDCF法の最高値4,705円)

(3)買付期間
2019/12/24~2020/2/4(25営業日)

(4)TOB代理人
東海東京証券

<4.株価終値推移>

12/11 4,775円、12/20 4,900円、12/23 5,160円

<感想>

本件は、ユニゾホールディングスの取締役会がEBOを選択した事例。現経営陣に頼ることなく、従業員の誰が会社運営をすることになるのか、また実際に運営できるのか、今後のEBOの進展に注目していきたい。

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image by : Jacob Lund / Shutterstock.com

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元証券マンが「あれっ」と思ったこと』(2019年12月23日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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