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Amazon GOに対抗か?Googleが「小売り参入」へと動いた理由とその狙い=シバタナオキ

Googleはなぜ小売へ参入したいのか(ヒント: Amazon Goの事業規模)

Googleが小売に参入するというのは意外に思えるかもしれませんので、なぜGoogleが小売市場に参入したいのか?ということを簡単に書いてみたいと思います。

最大のヒントは、「Amazonの無人コンビニであるAmazon Goが想定していたより、とても大きくなりそうだから」というのが一番の理由だと言えるでしょう。

In a research note, RBC estimated average annual sales of $1.5 million apiece for the current nine Amazon Go stores.

出典:Report: Amazon Go could become $4 billion business(SUPERMARKET NEWS:2019/1/8)

前も書いたことがあるのですが、Amazon GOは1店舗あたり年間$1.5M(約1.5億円)もの売上が上がると言われています。

A Bloomberg report in September said Amazon.com Inc. may open up to 3,000 Amazon Go outlets by 2021.

さらに、2021年までに3,000店舗まで拡大する可能性があるとも言われています。

Based on the per-store sales estimate by RBC, that would translate into a $4.5 billion business over the next several years.

単純に掛け算すると、Amazonの無人コンビニ事業は$4.5B(約4,500億円)のビジネスになる可能性があるわけで、Googleとしてはこれだけ巨大なビジネスが出来上がるのを脇で見ているだけではなく、何かしらアクションを取らざるを得ないというのが本音なのではないでしょうか。

Next: コンビニと比較して高い、Amazon GOの面積当たりの売上

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