fbpx

なぜビジネス成功者ほどYouTuberで失敗する?副業動画で稼ぐ成功の法則=俣野成敏

YouTuberの「3大メリット」

それ以外に、YouTuberとしての知名度が上がると、さまざまなオファーが来ます。セミナー講師、出版の話、コラボ、企業案件等々。放っておいても向こうからくるようになります。

深井くんが、ストレッチ系YouTuberを始めたのは、昨年の9月から。本格的に始めたのは12月からということですから、まだ1年未満です。

YouTuberを始める利点をお話すると、主に以下の3点になります。

<YouTubeが他のプラットフォームよりも有利なポイント3つ>

メリット1:市場調査が楽
「どんなチャンネルにしよう」と考える際に、YouTube公式の分析ツールを使うことで、やる前からある程度、動画の当たり外れがわかります。特集の後半でツールの説明もしますが、無料なのでお金もかかりません。

メリット2:毎日投稿しなくてもいい
Twitter、Instagramなどの場合は、毎日投稿をしないとなかなか思ったような反応を得られませんが、YouTubeの場合は毎日でなくてもOK。もちろん、毎日投稿できるのが一番ですが、週3回コンスタントに投稿できれば、アクセスを伸ばすことは可能です。

メリット3:1つヒットが出ると、そこから派生する
Twitter、InstagramなどSNSの場合は、安定したアクセス数が必要ですが、YouTubeは1回バズると、そこからの派生が期待できます。関連動画という機能があり、バズることで、連動してチャンネル全体が表示されるようになります。この機能があるために、YouTubeは他のメディアよりも軌道に乗りやすい、という特徴があります。

「YouTubeなら、お金もかからずにすぐに始められて、コンテンツ次第で広告料を稼げる」というのですから、参入者が群がるのも無理はありません。

どんな動画をつくればいい? よくある2つのタイプ

YouTube内での過当競争を勝ち抜くためには、魅力的なコンテンツづくりが欠かせません。大事なのは、自分の個性を活かしたコンテンツづくりです。

どのようなコンテンツをつくるか?に関しては、大きく2つに分かれます。それは、以下の2つです。

1:自分の特技を活かしたコンテンツをつくる
2:世の中のニーズと自分のできることを組み合わせたコンテンツをつくる

コンテンツをつくっていく際に、ハードルの1つとなるのが“継続”です。

YouTuberというと、なんだか「好き勝手なことをしゃべって、それで広告料をもらっている楽な仕事」というイメージがあるかもしれません。しかし、実際は地道な作業の積み重ねです。数字もすぐには伸びません。

比率としては、(1)の「特技を活かしたコンテンツづくり」をしているYouTuberが多いでしょう。自分の特技であれば自信もあるし、ある程度のお客さんが付いている場合も多いですから、継続しやすいわけです。

一方、深井くんは(2)の「需要があるコンテンツをつくる」タイプに相当します。深井くんにとってストレッチは仕事であって、好きでも嫌いでもないし、もとから筋トレ好きだったというわけでもありません。だったら、何が彼のモチベーションになっているのかというと“評価”です。「登録者が増える」「アクセスが増える」ことが、継続の原動力となっているのです。

Next: ビジネス成功者もYouTubeではコケる? 必要なのは思考の転換

1 2 3
いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー