トランプ大統領は7日、労働市場が歴史的にも最悪の経済危機から速やかな回復を見せているとし、来年の経済は歴史的にも「最高の年になる」と楽観的な見通しを示した。パンデミックにおいても最終的な段階に入ったと強調した。大統領はまたパンデミックワクチンを巡る進展を歓迎。通常はワクチンの完成に2,3年を要するがかなりの短期間でワクチン開発が進んでおり10月にも実現する可能性にも言及した。
大統領選に向けて対中政策に関する国民の関心が集まる中、民主党の大統領候補バイデン氏との違いを強調すべく、トランプ大統領は中国との経済関係を制限する意向だと強硬姿勢を強調。中国でのビジネスを展開する企業に関税を発動する可能性などを警告している。トランプ政権は、強制労働が疑われるウイグル自治区産の綿花、トマト製品の輸入禁止措置をとる方針を示した。
追加パンデミック救済策の見通しがたたずそのうえ、中関係の悪化は景気見通しに更に悪影響を与える。
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