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日経平均2万9000円到達は近い?バイデン次期大統領の「追加経済対策」に注目=投資家k.k

昨日1月14日(木)の日本市場の振り返り

日経平均株価:2万8,698 +241(+0.85%)
TOPIX:1,873.28 +8.88(+0.48%)
マザーズ:1,207.54 -31.22(-2.52%)

14日(木)日本のマーケットは日経平均株価は5日続伸し、2万8,698円で取引を終えました。

1990年8月3日以来およそ30年5ヶ月ぶりの高値となりました。特に目新しい買い材料がない中、寄り付きは小幅にマイナスからのスタートでしたが、すぐに反転し上昇ピッチを上げ一時500円を超える上げ幅を記録し2万9,000円に接近する場面もありました。

2020年11月の機械受注は、市場予想に反して前月比プラスだった事も設備投資需要の回復期待に繋がり日本株の上昇を加速させました。

前日に好決算を好感した買いが入り上昇した安川電機が連日の大幅高。同業のファナックにも買いが継続し日本株の上昇を牽引しました。

節目の2万9,000円付近まで急上昇したことで、利益確定の売りが集中して出始め14時から急速に上げ幅を縮小する場面がありました。前述した通り、台湾半導体大手のTSMCの決算発表を前に日本の半導体関連株に利益確定の売りや仕掛け的な売りが出ました。

東証1部の売買代金は3兆2,420億円と大商いを示す3兆円を超え活況でした。

直近の日米主要指数の推移

<日経平均>

12.22 26,436-278(-1.04%)
12.23 26,524+88(+0.33%)
12.24 26,668+143(+0.54%)
12.25 26,656-11(-0.04%)
12.28 26,854+197(+0.74%)
12.29 27,568+714(+2.66%)
12.30 27,444-123(-0.45%)
1.4 27,258-185(-0.68%)
1.5 27,158-99(-0.37%)
1.6 27,055-102(-0.38%)
1.7 27,490+434(+1.60%)
1.8 28,139+648(+2.36%)
1.11 休場
1.12 28,164+25(+0.09%)
1.13 28,456+292円(+1.04%)
1.14 28,698+241円(+0.85%)

<TOPIX>

12.22 1761.12-27.93(-1.56%)
12.23 1765.21+4.09(+0.23%)
12.24 1774.27+9.06(+0.51%)
12.25 1778.41+4.14(+0.23%)
12.28 1788.04+9.63(+0.54%)
12.29 1819.18+31.14(+1.74%)
12.30 1804.68-14.50(-0.80%)
1.4 1794.59-10.09(-0.56%)
1.5 1791.22-3.37(-0.19%)
1.6 1796.18+4.96(+0.28%)
1.7 1826.30+30.12(+1.68%)
1.8 1854.94+28.64(+1.57%)
1.11 休場
1.12 1857.94+3.00(+0.16%)
1.13 1864.40+6.46(+0.35%)
1.14 1873.28+8.88(+0.48%)

<マザーズ>

12.22 1128.90-47.59(-4.05%)
12.23 1152.78+23.88(+2.12%)
12.24 1167.49+14.71(+1.28%)
12.25 1162.12-5.37(-0.46%)
12.28 1161.87-0.25(-0.02%)
12.29 1192.10+30.23(+2.60%)
12.30 1196.49+4.39(+0.37%)
1.4 1222.01+25.52(+2.13%)
1.5 1211.05-10.96(-0.90%)
1.6 1215.23+4.18(+0.35%)
1.7 1214.40-0.83(-0.07%)
1.8 1235.64+21.24(+1.75%)
1.11 休場
1.12 1228.08-7.56(-0.61%)
1.13 1238.76+10.68(+0.87%)
1.14 1207.54-31.22(-2.52%)

<米ダウ>

12.22 30,015-200(-0.67%)
12.23 30,129+114(+0.38%)
12.24 30,199+70(+0.23%)
12.25 休場
12.28 30,403+204(+0.68%)
12.29 30,335-68(-0.22%)
12.30 30,409+73(+0.24%)
12.31 30,606+196(+0.65%)
1.4 30,223-382(-1.25%)
1.5 30,391+167(+0.55%)
1.6 30,829+437(+1.44%)
1.7 31,041+211(+0.69%)
1.8 31,097+56(+0.18%)
1.11 31,008-89(-0.29%)
1.12 31,068+60(+0.19%)
1.13 31,060-8(-0.03%)
1.14 30,991-68(-0.22%)

<ナスダック>

12.22 12,807+65(+0.51%)
12.23 12,771-36(-0.29%)
12.24 12,804+33(+0.26%)
12.25 休場
12.28 12,899+94(+0.74%)
12.29 12,850-49(-0.38%)
12.30 12,870+19(+0.15%)
12.31 12,888+18(+0.14%)
1.4 12,698-189(-1.47%)
1.5 12,818+120(+0.95%)
1.6 12,740-78(-0.61%)
1.7 13,067+326(+2.56%)
1.8 13,201+134(+1.03%)
1.11 13,036-165(-1.25%)
1.12 13072+36(+0.28%)
1.13 13,128+56(+0.43%)
1.14 13,112-16(-0.12%)

<S&P500>

12.22 3687.20-7.72(-0.21%)
12.23 3690.01+2.75(+0.07%)
12.24 3704.23+14.22(+0.39%)
12.25 休場
12.28 3735.13+32.07(+0.87%)
12.29 3727.60-7.76(-0.21%)
12.30 3732.04+5.00(+0.13%)
12.31 3756.07+24.03(+0.64%)
1.4 3700.65-55.42(-1.48%)
1.5 3727.82+27.17(+0.73%)
1.6 3749.08+22.22(+0.60%)
1.7 3803.78+55.64(+1.48%)
1.8 3824.68+20.89(+0.55%)
1.11 3800.70-23.98(-0.63%)
1.12 3799.86-0.84(-0.02%)
1.13 3811.30+10.11(+0.27%)
1.14 3797.90-11.94(-0.31%)

今朝のNY市場について

本日のNY株式市場は5時40分現在、ダウが3万1,065+6と前日比ほぼ変わらずで推移しております。

バイデン次期大統領がこの後追加経済対策を公表する予定で発表内容への期待から景気敏感株を中心に幅広く買いが入っております。一方で米長期金利が再び上昇に転じているためアップル、アマゾン、グーグル、フェイスブック、マイクロソフトなどの主力ハイテク株は売られており相場全体の上値は重たい印象です。

ダウは歴史的高値水準にいるため、高値での揉み合いが続くのはある意味当然のことで、急落がないことに相場の強さを感じとることができます。

バイデン次期大統領の経済対策には家計への現金給付の増額や失業保険の増額措置の延長などが含まれる見通しで、新型コロナによる米経済への打撃を和らげるとの観測が広がっております。

サンパワー(SPWR)35.15+11.27%と昨年来高値更新やファーストソーラー(FSLR)106.07+1.81%と太陽光が中心となり再生可能エネルギーセクターの上昇が連日続いております。

何を言いたいかは分かると思いますが、日本にもこの流れは来ると考えているため、ブレずに押し目買いスタンスで再生可能エネルギーセクターを見ていくつもりです。

今週の主な予定

1月11日(月)
・日本 休場
・中国 消費者物価指数 10:30
・中国 生産者物価指数 10:30

1月12日(火)
・日本 国際収支 8:50
・日本 貿易収支 8:50

1月13日(水)
・米 MBA住宅ローン申請指数 21:00
・米 消費者物価指数 22:30
・米 地区連銀経済報告(ベージュブック) 4:00

1月14日(木)
・日本 国内企業物価指数 8:50
・日本 機械受注 8:50
・米 失業保険継続受給者数 22:30
・米 新規失業保険申請件数 22:30

1月15日(金)
・米 ニューヨーク連銀製造業景気指数 22:30
・米 小売売上高 22:30
・米 生産者物価指数 22:30
・米 鉱工業生産 23:15
・米 ミシガン大学消費者信頼感指数 24:00

本日の日本市場について

5:55現在に入ってきたニュースです。アメリカの新規失業保険申請件数についてです。

米労働省が14日発表した9日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は96万5000件と、前週から18万1000件増加し、昨年8月終盤以来の高水準に達した。新型コロナウイルス感染急増に伴う制限措置の拡大で、飲食業などが打撃を受けた。

出典:米新規失業保険申請、96.5万件に急増 8月以来の高水準 | Reuters(2021年1月15日配信)

新型コロナ感染拡大に伴う制限措置を行なっていたので仕方のない数字ではありますが、米国市場は一時的に下で反応しております。

バイデン大統領が日本時間9時15分からスピーチを行う予定です。そこで、追加経済対策の内容を公表(1.9兆ドルと言われている)しますので足元の下げも一時的なものになるのではないかと推測致します。

米国市場を見ると半導体指数SOXは3,055.64+63.69(+2.13%)と大きく上昇している為、昨日後場に下げに転じた日本の半導体関連株にも買い戻しの動きが出るのではないかと考えております。

米国の再生可能エネルギーセクターの大幅な上昇の流れは日本株市場にも波及すると考えておりますので同セクターの伸びにも注目です。WTI原油価格も53.65と上昇が続きます。LNG価格の上昇と共に関連セクターを押さえて行きましょう。

Next: お金に働いてもらえば「自分だけのベーシックインカム」を作れる

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