アップルはアクセシビリティ(アクセスのしやすさ、利用のしやすさ)をどう考えているか
講演から帰って、すぐに宮崎の様子を私のブログ「上級カード道場」にアップしました。その中に前述の目の不自由な方からの質問も書いたところ、なんとアップルから連絡があり、障がいのある方に対する取り組みについての情報が送られてきました。その内容をご紹介します。
アップルという会社は、創業以来、ハンディキャップを持つ人々をサポートすることを事業の1つに掲げているようです。それをアクセシビリティと呼び、様々な分野でアクションを起こしているとのこと。
例えば、全盲の新聞記者がApple Watchを持つことで、ボイスオーバーという読み上げ機能を使って、Apple Watchを操作したり、趣味の水泳では、Apple Watchが時間を教えてくれるのでプールの監視員に時間を聞かなくてもよくなって喜んだ、といったエピソードが報告されています。
こうした活用事例が下記の動画でまとめられていますので、ぜひご覧ください。
http://www.apple.com/jp/accessibility/
http://www.apple.com/jp/accessibility/watch/
今後、このような動きが日本でも一般化すれば、宮崎のご婦人の悩みも少しは軽減されるでしょう。私たちもいろいろなアイデアを出して応援していきましょう。
スマホは障がい者の頼もしいサポートツールになれるか?
スイカについても、目の不自由な方が苦労されている話を聞いたことがあります。改札を通る時に、どこにタッチしていいかわからず、立ち往生している光景をみたことがあります。
しかし、この問題もスイカカード単体では難しいでしょうが、Apple PayとしてiPhoneの中に入ることで、ボイスオーバー機能と位置情報サービスを上手に組み合わせれば、解決するかもしれません。その意味でも、スマホは非常に強いサポートツールとなるでしょう。
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※本記事は、『達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場』2017年3月1日、15日号の抜粋・再構成です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
『達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場』(2016年11月15日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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世の中すっかりカード社会になりましたが、知っているようで知らないのがクレジットカードの世界。とくにゴールドカードやプラチナカードなどの情報はベールに包まれたままですから、なかなかリーチできません。また、最近は電子マネーや共通ポイントも勢いがあり、それらが複雑に絡み合いますから、こちらの知識も必要になってきました。私は30年にわたってクレジットカードの動向をウォッチしてきました。その体験と知識を総動員して、このメルマガで読者の疑問、質問に答えていこうと思います。ポイントの三重取り、プラチナカード入会の近道、いま一番旬のカードを教えて、などカードに関する疑問にできるだけお答えします。