再度20ヶ月移動平均を明確に割らないかぎり押し目買い継続
今年2月から続いていたドル円の下落トレンドがこれにて一旦終息となれば、ここからは戻り売りは一切行わずに、とにかく下落時に下値を拾う押し目買いでのぞむことが間違いのない売買法となりそうです。
ファンド勢も、できるだけトランプの就任前に高値をトライして利益確定に持ち込みたいと思っているようですから、クリスマスも返上で買い上げを継続してくれば、年内に120円、年明け早々に125円レベルまで、驚きの戻りを試すことも考えられます。
大統領選以降のドル円の動きは実にいかがわしい感じすらあったものですが、こうしてトレンド転換ラインまで乗り越えてきてしまいますと、それがいかさま的な動きであったとしてもすでに後戻りできない方向感を相場に与えてしまったことになり、もはや値ごろ感で売りから勝負することはできなくなってしまったといえます。

米ドル/円 日足(SBI証券提供)
大きな揺り返しはトランプ就任直後か
しかしこのやりたい放題の爆騰相場もトランプ就任の来年1月20日以降はかなりの調整局面を迎えることは間違いなく、年明けには絶好の売り場探しを行うこととなりそうです。
果たしてそのタイミングでさらにトレンドが再転換するのか、そのまま上昇するのかが興味のあるところですが、とにかく、この年末はついていけるところまで買いでついていかないと利益にはありつけそうもない状況という、まったく予想しなかった展開になってきています。
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※本記事は有料メルマガ『今市太郎の戦略的FX投資』2016年12月1日号の抜粋です。興味を持たれた方は、ぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。
『今市太郎の戦略的FX投資』(2016年12月1日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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