主なKPIの推移
続いて主なKPIの推移も見ておきましょう。

出典:同上
アクティブな利用者数は、四半期あたり9,300万人となっており、こちらはYoY+2,300万人と大きく伸びていることがわかります。

出典:同上
四半期あたりの乗車回数は前年同期の11億3,600万回から、今四半期は15億5,000万回と大きく伸びています。

出典:同上
一方で、乗客あたりの月間乗車回数は過去1年の間、5.5回から変化しておらず、伸び悩んでいることが分かります。
以上のKPIから、利用者数は伸びているものの、利用者あたりの乗車回数が頭打ちになっているということが読み取れます。
以下では、Uberのユニットエコノミクスをもう少し詳しく見ます。さらにセグメント別や地域別の成長率も見ていきます。
この記事は、シェアリングエコノミー関連の事業に携わっている方、マーケットプレイス型のビジネスに関心がある方、フードデリバリー系のサービスに携わっている方に役立つ内容となっています。
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『決算が読めるようになるノート』 2019年7月11日号『Q. Uberの今後の伸びしろはどこにあるのか?』より抜粋
※記事タイトル・本文見出し・太字はMONEY VOICE編集部による
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アメリカ・日本のネット企業(上場企業)を中心に、決算情報から読みとれることを書きます。経営者の方はもちろん、出世したいサラリーマンの方、就職活動・転職活動中の方にも役立つ内容です。