バフェットは「待つ」ことで利益を上げた
現在、バフェット氏の代名詞と言えば「長期投資」です。銘柄を長期保有することで、市場で起きているボラティリティ(価格変動)も、許容することが可能となります。
一方、レバレッジを利用すると、余裕がなくなります。レバレッジには、返済期限があるからです。
バフェット氏のもっとも得意とする「待つ」戦略が使えないレバレッジは、もともと氏の投資スタイルとは相容れないわけです。
確かに、不動産投資などのように、レバレッジ前提で考えるべき投資もあります。とはいえ、とりわけ初心者にとって「レバレッジは諸刃の剣である」ということを、くれぐれも忘れないようにしていただきたいと思います。
バフェット氏から学ぶ「情報社会を生き抜く知恵」
情報化社会と言われる昨今。多くの人が、有り余るほどの情報を前にして、「どれが本当に正しい情報なのかがわからない」と途方に暮れています。
この状況に、警鐘を鳴らしているバフェット氏。情報とどのように向き合えばいいのか、賢者の次の名言を紐解いてみましょう。
<新刊情報>
この記事の著者・俣野成敏さんの新刊『トップ1%の人だけが知っている「最高のマネープラン」』が発売されました。ぜひお手にとってご覧ください。

『トップ1%の人だけが知っている「最高のマネープラン」』
著:俣野成敏/刊:日本経済新聞出版社
次回予告
次回は、「マネースクールの面接現場を覗いてみよう」をお送りします!
私が共催しているマネースクールでは、日々、お金に関する相談事が持ち込まれています。金融庁の2000万円問題レポートの発表があってからは、特に「老後資金」「資産運用」といったキーワードに質問が集中しています。
・少ない資金でも投資をすることは可能か?
・将来、不足すると予想される資金をどうすればつくれるのか?
・短期投資と長期投資をどのように組み合わせればいいのか?
・副業と投資のどちらを先に始めるべきか?
今回は、若手夫婦の質疑応答を事例に、資産形成のイロハについてお話ししたいと思います。次回の特集も、どうぞお楽しみに!
今後の特集スケジュール(予定)
2019年9月
第3回:(Vol.145)マネースクールの面接現場を覗く(9月21日配信)
2019年10月
第1回:(Vol.146)投資の身近な疑問に答えるQA集9(10月1日配信)
第2回:(Vol.147)賢人の名言から学ぶ9(10月11日配信)
第3回:(Vol.148)AIが金融市場を席巻する?!(10月21日配信)
<初月無料購読ですぐ読める! 9月配信済みバックナンバー>
※2019年9月中に初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の号がすぐに届きます。
- 【Vol.144】「賢人の名言から学ぼう!シリーズ(8)」~ウォーレン・バフェット氏編(4)~(9/11)
- 【Vol.143】「金融都市・香港はどこへ向かう?」(下)~これだけは知っておきたい金融知識~(9/1)
※本記事は有料メルマガ『俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編』2019年9月11日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
『俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編』(2019年9月11日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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[月額550円(税込) 毎月5日・20日(年末年始を除く)]
老後2000万円問題、働き方改革、残業規制、等々。政府も会社も「自助努力で生きよ」と突き放す中、コロナ・ショックによるリストラが追い討ちをかけています。自己責任の名のもとに始まった大副業時代を生き抜く術とは?『プロフェッショナルサラリーマン(プレジデント社)』『一流の人はなぜそこまで○○なのか?シリーズ(クロスメディア・パブリッシング)』『トップ1%のお金シリーズ(日本経済新聞出版社)』等、数々のベストセラーを世に送り出してきた著者が、満を持して『サラリーマンを「副業」にしよう(プレジデント社)』を発売。マネーとビジネスの両面から、サラリーマンを副業にするための情報をお届けします。