どんなに政情が変わろうとも金の価値は失われない
日本では、2024年度上半期に新紙幣に刷新される予定です。
新紙幣に切り替わると、金庫などで保管されている紙幣が数年以内に表に出てくる可能性が高いです。次第に旧紙幣は利便性が下がっていくからです。キャッシュレス化や新紙幣への切り替えによって、現金資産の補足が促されます。
紙幣に比べると、金地金は古くから世界中で資産として流通してきた歴史があります。
インド人は伝統的に資産防衛策として金を購入します。妻や子供達の耳飾りや腕輪などゴールドの人を未だによく見かけます。政情も安定しておらず、凄まじいインフレなどを歴史的に経験してきたからでしょう。
そのため、どんなに政情が変わろうと価値が失われない金を買うのです。富裕層はETF(上場投資信託)ではなく、確かな裏付けを確認できる現物で保有をしたいようです。
一般人がゴールドで利益を得るなら?
ただし、一般の人が金の現物を保有する場合、保管料がかかるうえに、売却をする時に一般に譲渡所得として税金を支払う必要があります。
また、保有期間によって計算方法が異なります。筆者も現物の金を保有した経験がありますが、そうした手間はかかりました。
さらに、配当なども産みません。そのため、一般の人がキャピタルゲインだけ狙う場合、「ETF」に投資をする方法が有効です。

金(現物 1oz.あたり)週足 (SBI証券提供)
金価格の高騰はまだまだ序章であって、これからも進むという見方が非常に優勢です。金融緩和が進む中、通貨に対する不信感への代替手段となっているのでしょう。