誰が日本株を買っているのか?
今は、じゃぶじゃぶマネーの大洪水なのです。私は当メルマガで「現代版:ノアの箱舟」に乗り続けましょう!と発信し続けています。
イエレン財務長官は、失業者や貧困層の救済のために、ヘリコプターマネーをばらまき続けて、世界中のマーケットをヘリマネであふれさせ続けることでしょう。これは、内外の株式市場にとっては「大変な朗報」です。
日本株、強いですね。今後とも日本株式市場の力強い上昇を見込みます。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)
「2021年3月期の日経平均の利益予想」で眺めると、PERはおよそ25倍ととても高いです。ところが、再来年の「2022年3月期の日経平均の利益予想」では、それまでにコロナ禍が収束すると仮定すると、およそ50%増しが期待できます。
すると、「2022年3月期の日経平均の利益予想」では、PERはおよそ15倍くらいに低下します。外人投資家たちは、こういった算段で日本株式市場へ参入しているのです。
そして、今回2020年のスガノミクス下での日本株式市場は、アベノミクスの時のように「円安とセット」になって上昇していません。これは、今の日本株式市場には投機筋があまり入り込んでいない証拠です。
スガノミクスは、マクロ経済運営ではアベノミクスを継承しています。一方、ミクロでは構造改革を推し進めています。
今回のスガノミクス下での日本株式市場には、息の長い地道な機関投資家たちが参入してきているのです。彼ら地道な海外の機関投資家たちの中では、東アジアの株式をオーバーウェイトする流れの中で、自動的に日本株を買い増して来ているものが多いです。
さらに、海外の地道な機関投資家たちは、
・日本は新型コロナの感染者数が欧米に比べると2桁も少ない
・成長著しい中国経済の恩恵を受けている
・円が強含みで推移しそう
・さらなる財政刺激策が見込まれている
などなどの理由で、日本株を見直して、11月から日本株式市場に参入しています。
一方、11月から日本株を売っているのは、国内機関投資家と個人投資家です。彼らは「やれやれ売り」をしてしまって、大変に悔しい思いをしています。
彼ら国内投資家たちは、再び日本株式市場に参入しようと、虎視眈々と次のチャンスを伺っています。
年内に日経平均は2万7,000円を試すのではないでしょうか? そして2021年には、日経平均は3万円を試しに行くことでしょう。
2021年の日本株式市場~この日本でもインフレがとうとう始まるのか?
※この項目は有料メルマガ購読者限定コンテンツです →いますぐ購読!
【要注意】資産形成および投資は、必ず「自己責任」でお願いします。この記事は藤井まり子の個人的見解を述べたもので、当メルマガ及び記事を読むことで何らかの経済的及び精神的被害を被ったとしても、当方は一切責任を負いません。
<メルマガ購読ですぐ読める! 12月配信済みバックナンバー>
※2020年12月中に定期購読手続きを完了すると、以下の号がすぐに届きます。
- 日本経済再始動:ヘリマネおよそ35兆円で、スガノミックス始動へ(12/9)
- 日本経済再始動:日本は「需給ギャップ 34兆円」を埋められるか?~(12/8)
- 日本経済再始動:では「次の絶好の買い場」はいつか?~(12/4)
- マーケットは大洪水、あなたも「ノアの箱舟」に乗りましょう(12/1)
※本記事は有料メルマガ『藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート』2020年12月8日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。当月配信済みのバックナンバーもすぐ読めます。
『藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート』(2020年12月8日号)より一部抜粋、再構成
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
有料メルマガ好評配信中
藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
[月額16,500円(税込)/月 毎月第1金曜日・第2金曜日・第3金曜日・第4金曜日(祝祭日・年末年始を除く)]
「マクロ金融・資産形成 de あそぼ♪」の筆者:藤井まり子が、金融資産3,000万円以上の読者に向けて送る「富裕層向けの資産形成のプレミアム・レポート」。第一メルマガ「~de あそぼ♪~」が、「結論と要約だけ知りたいし、具体的に何をしたらよいの教えてほしい」と熱望しておられる愛読者様に、是非ともお勧めです。この第二プレミアム・メルマガの購読者の方々は、ゴールド会員として、よりきめ細やかなアドバイスも、常時双方向で無料提供します♪年金不安なんか、ぶっ飛ばしましょう♪