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【展望】NY株式市場の調整入りで日経平均も下押しは避けられず(4/16)=山の中

続く株価下落。セリング・クライマックスはいつ?

以上のデータや連続足チャートから考えた結果、まだ下落が続く可能性が高いということです。

では、いつ頃がセリング・クライマックスになるかですが、早ければ今週から来週にかけて、遅ければゴールデンウィーク明けと見ます。

フランス大統領選への警戒で、NYダウの2万ドル買い支えが機能せず、選挙でEU離脱の国民投票を主張するル・ペン候補が勝利すれば、大型連休後のショック安などもあり得ない話ではありません。その後、大きなリバウンドが入るものと予想します。さらにその後の展開については、別稿で分析します。

この分析を読んで、まだ下げ止まらないのかと、ため息が出そうな方も多いと思います。しかし世界的なリスク選好が長期に続いた後、NY市場の雲行きが怪しくなっています。状況に対応して長期投資目的の銘柄だけを残し、現金比率を高めたい場面です。

現物株の金額に見合った日経レバETF<1570>の空売りなども考えられますが、空売りをするためには信用口座が必要ですので、まだの場合は証券会社に申し込む必要があります。手続きに時間がかかるようだと、突っ込んでからの空売りが、急激なリバウンドにつかまる危険もあります。

空売りは苦手、したくないという投資家は、長期投資銘柄だけに絞って現金比率を高め、嵐が過ぎ去るのをじっと待つのみ、の局面と見ています。
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※本記事は、『山の中の超相場観』2017年4月15日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。本記事で割愛した全文(「ヒット銘柄探しの作法その2」)もすぐ読めます。

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山の中の超相場観』(2017年4月15日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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山の中の超相場観

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リーマンショックや東日本大震災の前にショート(売り方)ポジションを取り大暴落を大幅利益に変え、アベノミクス上昇相場が始まる前にバブル崩壊後の日経平均の長期下降トレンドは底打ちしたと判断し買い方に転換。山中株式投資塾がおくる1週間ごとの相場観です。

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