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【展望】長期上昇トレンド未だ崩れず、日経平均株価は買い戻し優勢か(7/2)=山の中

日経平均株価テクニカル分析

さて日経平均のテクニカルですが、25日騰落レシオは6月30日で109.54Pでした。先週最も低かったのが6月28日の102.45Pで金曜は2万円を割り、一時、19950円割れまで大幅下落したので、もう少し調整しているのではと見ていましたが、大した調整にはなりませんでした。大引けにかけて買い戻され、下落銘柄比率が一時10%台前半から20%台前半に持ち直したのが原因です。突っ込み買いが入りました。

日経平均騰落レシオ

日経平均騰落レシオ

長期上昇トレンドは継続中と見る

さて、欧米との金融政策の違いからくる通貨の相対価値という面から、今日は強気の相場見通しを展開したわけですが、世界的なリスク回避現象が起これば、巻き込まれるのは必至ですし、ある程度の調整は避けられません。

NYダウは買われ過ぎと言われますが、3月から4月にかけて7週連続調整しています。先週週足で下げましたが、あと5週くらい調整してもおかしくありません。日経平均も同時期、5週連続調整していますので、米国が調整するなら日経平均にも連鎖するでしょう。

ですが、7月から下降トレンドに入ると考えるデータは現状、ありません。日経平均は直近6月の月足は陽線で年初来高値を更新しています。月足チャートの動きから昨年来高値の2万952円を目指す動きと見えます。

仮に1か月半ほど調整を入れたとしても、18000円ラインを割るほどの大きな調整にならない限り、長期の上昇トレンドは継続していると見るべきでしょう。

日経平均株価 月足(SBI証券提供)

日経平均株価 月足(SBI証券提供)

地合いの見方はそういう方向で、成長性のある優秀な企業の株を選んでおけば、万一調整をはさんでも、いずれは含み益方向で株価は成長していきますので、じっくり優良銘柄選びに力を注いでください。
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ヒット銘柄探しの作法第13回 こんな企業はリストからはずしなさい


※本記事は、『山の中の超相場観』2017年7月1日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。本記事で割愛した全文(「ヒット銘柄探しの作法第13回 こんな企業はリストからはずしなさい」)もすぐ読めます。

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山の中の超相場観』(2017年7月1日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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山の中の超相場観

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リーマンショックや東日本大震災の前にショート(売り方)ポジションを取り大暴落を大幅利益に変え、アベノミクス上昇相場が始まる前にバブル崩壊後の日経平均の長期下降トレンドは底打ちしたと判断し買い方に転換。山中株式投資塾がおくる1週間ごとの相場観です。

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