アップルが懸念材料に。株価の動きに要注意
今日はダウ先など、株価の値動きには要注意です。
ポイントになるのは、早朝に発表されたアップルの決算。売上高は好調だったものの、出荷台数は完全にピークアウトしており、今後の見通しとしても微妙になりつつあるのが懸念材料です。
しかも、12月からiPhone、iPad、Macの出荷台数の公表をやめるとのこと。アップルが大きく下落するなら、ダウは黄色信号です。ダウに対するアップルの寄与度は大きいですからね。
ドル円は堅調な値動きを期待
とはいえ、500ドル、1,000ドルという暴落が来るならともかくとして、ここ最近のドル円は非常に底堅いですから、現状ではそこまで下値リスクを考える必要はないのかなと思います。

ドル円日足チャート
目先では112.50円が支えとなっており、仮に割り込んだとしても底堅い値動きを想定しています。非農業部門雇用者数、平均時給が共に事前予想値を大きく下回るならともかくとして、多少弱い程度なら問題ないでしょう。
とりわけ、平均時給に関しては、事前予想値をやや下回る+3.0%ぐらいの方が、金利の低下に繋がって株価にとってはプラス材料となるでしょう。
なので、予想並か予想を上回る数字が出た場合は、初動はドル買いが進んで上昇しそうではありますが、株価の値動きに要注意です。