想定レートは1ドル=112.30~113.30円!戻り売りで対応したい
不安定だった株式市場が、金利の動きが怪しくなったことで、より不安定化していますから、今後も荒れた値動きが続く可能性が高いのかなと。
また、ドル円相場としては下値試しが続いていますから、まずは戻り売りを試したいところでしょう。

ドル円日足チャート
昨日は瞬間的に89日移動平均線(112.378円)を割り込む場面がありましたが、やはり一目均衡表の雲(112.464~112.670円)と合わせて強いサポート帯を形成しています。
これらを割り込んで、昨日の安値である112.234円を更新すると下抜けて大きく下落する可能性がありますから、警戒しておきましょう。目立った抵抗もないため、10月安値の111円前半ぐらいまであっさり落ちていくことが考えられます。
一方で、上値に関しては21日移動平均線(113.276円)が最大の目標。ここを回復できれば、再びモミ合いという認識が強まり、下値不安は払拭されやすいと言えます。
もっとも、これを超えて上昇していくためには何らかの材料が必要でしょうし、神経戦になりつつある現在の市況を踏まえると、なかなか厳しいように思います。
なので、今夜の戦略としては、113円台に頭を出してくるのであれば、ちょっと叩いて打診売りというトレードを描いています。21日線を超えれば損切りぐらいの割り切ったトレードで十分でしょう。
やはり現状はまだまだ下値を警戒する段階にあると考えていますので、買いからというよりは戻り売りで臨む予定です。
本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2018年12月7日)
※太字はMONEY VOICE編集部による
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