なぜロンドン不動産では需要が供給を上回っているのか
織田:もう1つ、ロンドン不動産の需要が供給を上回っている理由として、2016年以来のポンド安が挙げられます。不動産価格自体は下落していませんが、通貨安になってくれたおかげで、特に海外の投資家にとっては、非常に購入しやすい状況が生まれました。
たとえば、イギリスの国民投票でブレグジットが決まる1年前の1ポンドは190円前後でした。それが、いまだに140円前後で推移しています。EU離脱が不安要素と見なされ、依然、通貨は最安値圏にあります。
これら、マーケットの底堅い動き、一次的に値が落ちても回復が早いというのが、ロンドン不動産の強さなのです。
俣野:2060年まで人口増が見込まれているイギリス(経済産業省『世界経済の動向』)は、何より不動産に対する実需があるという点で強いですよね。
織田:おっしゃる通りです。
3.「不動産投資=インカム・ゲイン」とは限らない
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『俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編』(2020年3月1日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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