国際協調が崩れるとNASDAQが輝く
そう考えると、安倍政権が行ってきたTPP推進や経済面での国際協調路線は、意外とIT大手企業にも警戒すべき存在だったのかもしれません。
てことで、WTOのゴタツキが取り上げられるほど、IT大手には助かる話、転じてNASDAQ総合指数も上がりやすい、そんな示唆が得られます。

NASDAQ 日足(SBI証券提供)
今回のまとめ
・WTO、米国の対中関税を「不当」と
・国際協調への期待が薄れる程、IT大手には規制の網も掛け難く好都合かと
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2020年9月配信分
- WTOの揉め事とIT大手の隆盛(9/16)
- 期待も不安も大きい、菅新総裁の「改革」(9/15)
- ツール・ド・フランス、緊張の休息日(9/14)
- 「Go To トラベル」、便乗値上げはあっても(9/11)
- 製薬会社の声明、セールス活動一巡の証か(9/10)
- 八合目から乗った人も多そうです(9/9)
- ユーロ高の中を走り抜けない真っ赤なフェラーリ(9/8)
- 日米株価比較が示す、安倍政権の「アメリカと一緒」(9/7)
- 地銀再編、つまりは47都道府県再編…(9/4)
- 「顔」(9/3)
- 米製造業、世が世なら利「上」げを連想させる水準(9/2)
- 総裁選も既に終わった雰囲気でして(9/1)
※本記事は有料メルマガ『高梨彰『しん・古今東西』』2020年9月16日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
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『高梨彰『しん・古今東西』』(2020年9月16日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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