迫る「10大リスク」を前に変われない日本
2020年のラインアップを見返すと、前述のとおり1位に米国大統領選挙を挙げ、米中関係、南米、トルコに関して「リスク」としての認識を強めていました。気候変動に関する項目も3位に、テクノロジーに関する問題も5位・6位に挙げられています。
まさに、未来のリスクを的確に捉えていると言えるのではないでしょうか。コロナ以外は昨年からの流れのままに、今年もラインアップされているようです。
随所に見られた「分断」、これとどう向き合っていくのか。
トランプ大統領がいみじくも表面化させた資本主義の問題、中国により指摘させた民主主義のあり方を、今年だけでなくアフターコロナ社会の中で、問われ続けるような気がします。
そんな中で、日本だけが何も変わらない。「じっとしていて衰退していく」国になっていると指摘したある経営コンサルタントの言葉が、どうしても脳裏を横切るのですがね…。
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※本記事は、らぽーる・マガジン 2021年1月11日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会に今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
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『らぽーる・マガジン』(2021年1月11日号)より
※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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