2070年まで日本には悲惨な未来が待っている
今月30日に提出が締め切られる国の来年度予算の概算要求は105兆円程度と、年金や医療費の増大により毎年赤字は膨らむ一方です。ただでさえ、約1,100兆円という巨額な政府債務を抱えている上に、少子高齢化によって毎年3-4兆円ずつ赤字が拡大しているのです。
高齢化の波は序の口であり、2025年に団塊の世代の全員が75歳以上の後期高齢者になります。その後も団塊ジュニア世代の高齢化なども続き、2070年を超えるまでずっと苦しい時代が続くことが予想されているのです。
家計貯蓄は約1,800兆円ありますが、その多くは高齢者が保有しているので取り崩されていくことが予想されます。借金がハイスピードで増え続け、このバランスが崩れる時にどうなるのでしょうか。
私は、貯蓄率の高さがその国の将来性を測る指標になると考えている。
かつて日本人の家計貯蓄率は10パーセントを超える水準で、世界的に見ても高かったのだが、バブル崩壊以降、年々落ち込んでいる。
2017年にOECD(経済協力開発機構)が発表した調査によると、ここ10年の中国の家計貯蓄率が30パーセントを超える一方で、日本は5パーセント未満にとどまっていた」
出典:『日本への警告』(著:ジム・ロジャーズ/刊:講談社+α新書)
もう「逃げ切り世代」も逃げ切れない?
そんな中、50代以降の逃げ切り世代と言われてきた世代も逃げきれないかもしれないのです。
また、長年先送りされ続けてきた代償を払わざるを得ない世代は海外に移った方がよい生活を送れる可能性が高いと言うのです。
私のメルマガでは海外投資をしたい、いつか海外移住をしてみたいといった日本人をサポートしていきます。海外には日本人の9割以上の人が知らない高利回りの運用方法があります。
日本語でのオフショア投資の情報は限られていますので、疑問点や分からないことはQ&Aでも回答をしていきます。まだ日本円が強い間に勉強を始めて、危機はチャンスと捉えて、次の機会を掴めるようにサポートしていきます。
海外での資産運用とビジネスを実践中の私と一緒に、一歩踏み出しませんか。
<新刊情報>
この記事の著者・花輪陽子さんがインタビュー・監修した新刊『日本への警告』(著:ジム・ロジャーズ/刊:講談社+α新書)が7月20日に発売されました。ぜひお手にとってご覧ください。

『日本への警告』
著:ジム・ロジャーズ/刊:講談社+α新書
※有料メルマガ『花輪陽子のシンガポール富裕層の教え 海外投資&起業実践編』好評配信中!ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2019年9月2日)
※太字はMONEY VOICE編集部による
初月無料お試し購読OK!有料メルマガ好評配信中
花輪陽子のシンガポール富裕層の教え 海外投資&起業実践編
[月額990円(税込) 毎月第2金曜日・第4金曜日予定]
シンガポール富裕層の教えを受けて、駐在妻から海外で起業と資産運用を実践。読者の皆さんの一歩先を行くメンターとして、FPという専門家としても、メルマガで実践的なノウハウを提供。Q&Aにも回答。