当面の底は14952円。長期上昇トレンド回復に必要な戻りは?
2月12日の14952円。これが当面の底で今後17000円近くまで戻ると見る(16800~17000円)。
そこから戻り売りが入るかもしれないが、売りをこなしながら徐々に戻る展開だろうか。戻り売りをこなしながら18000円前後まで戻すイメージ。
そこまでは三尊天井(ヘッドアンドショルダー)のかたちで、長期上昇トレンドを回復できるかは18000円ラインを超えて上昇できるかが鍵を握る。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)
貸借倍率の低下から空売りは難しい地合いだ。もっと戻ってから過熱感が出てからでなければ難しい。ファンダメンタルズ的に割安度の高い銘柄が多い。
今期業績予想を上方修正しながら地合い悪にのまれて売り込まれた銘柄も少なくない。そういう銘柄の突っ込んだところを丹念に拾っていくといいだろう。
中小型、新興市場銘柄に妙味
東証1部大型株の動きが不透明な状態が続くために、中小型株や新興市場に資金が入っている。
長期投資で割安株をじっくり拾うなら東証1部大型株。しかし動きがいいのは東証1部の中でも中小型株。あるいは新興市場銘柄のほうが取り組みやすい。
今週の連続日足を見るとわかるけれども、日替わりで上下動が続き落ち着かなかった。不透明感がある。個人投資家には暴落が続いた印象が脳裏に焼き付いている人が多いだろう。
しかし誰もが買わないときが底だ。そして誰もが買うときが天井であるのは言うまでもない。